秋田 修吾 自己紹介はこちら

東石切町で解体始めています。

2015/01/13(火) 現場のこと

築何年経っていれば、古民家と呼ぶのかは分かりませんが、築65年ほどの古民家を買取させていただき、只今解体を行っています。
とても立派な佇まい。解体するのがもったいないです。 

本当にもったいないので、この建物を移築する事になりました。

普通、解体工事といえば、重機でぐっしゃぐしゃにしてしまいますが、今回は様子が違います。内部の造作も良き日本家屋の趣があり素敵です。なので、建具一枚一枚も慎重に運び出していきます。

移築はまだ完全には決まっていませんが、いつでも移築出来るように 、柱や梁、鴨居などの造作材、建具に瓦などの部材を保存し、依頼があればこの建物をほぼそのまま再現出来るように丁寧に解体を進めていきます。

いつもの弊社の家づくりとは異なる作業ですので、古民家の解体~施工を行う、専門の業者と打ち合わせを行い依頼することになりました。 

いつも解体される建物は寂しげですが、今回の解体作業はどことなく晴れやかな感じがします。
そして、この立派な昭和の建物の後に、数区画の分譲用地を販売予定です。この場所に、この建物に恥じないような計画を只今考え中です。

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