秋田 修吾 自己紹介はこちら

RC造のリノベーション。

上石切町にて。木造ではなくRC造の戸建のリフォーム工事。物置きに使用していたスペースを大改造。なにもないこのスペースにLDK+ワンルームにお風呂とトイレも新設します。ちょっと大掛かりなリフォーム工事です。

木造と違い躯体がしっかりしているので、やり易いところもありますが、相手はコンクリートなので、自由度の面では木造よりも難しいです。躯体の垂直水平を慎重に追い出し、内部空間のレベルを保ちます。

給排水、電気などの設備配管も決め打ちで床となるコンクリートスラブを貫通させ配管を通していきます。この寸法を間違えると大変なことになるので、現場監督と職人さんと慎重に確認していきます。

配管の下準備が終われば、床を貼るための下地つくり。写真のように、プラ木レンと呼ばれる部材で床上げをし、その上に構造用合板を敷き詰めていきます。部屋の奥にはすでにシステムバスが設置され、なんとも不思議な光景になっています。

床下地を貼るとこんな感じに。

ここまでではどんな部屋になるかは全く想像がつきません。施主様が検討されていた大手リフォーム会社でもここまでは同じような工事内容になるかと思います。割り切った選択でぐっとコストを抑えつつ、素材や質感重視のリノベーションです。また続きをお楽しみに。