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廊下も主役に。木の表情が活きる新築デザイン【石切くらし vol.89】

公開日:2025/12/12(金) 更新日:2025/12/05(金) 家づくりのこと

「ただ通り過ぎるだけの場所」

そんな印象を覆す、木の美しさが際立つ廊下空間。

新築ならではのこだわりを活かし、住まいの中で“廊下”を魅せるデザインとして取り入れた事例をご紹介します。

 

魅力

まず目を惹くのは、天井にあしらわれた木の表情豊かなパネリング。

まるで森の中の小径を歩くようなあたたかみがあり、玄関から奥の空間へと続く廊下が、家の“通路”ではなく“物語の始まり”を感じさせてくれます。

木目の濃淡がつくる陰影が、照明との相乗効果で奥行き感を演出し、空間に豊かさをもたらします。

 

アイデア

天井材に変化を加えることで、空間に視線の流れが生まれ、ただの直線廊下が「印象的な通り道」に変身。

さらに床材も同じトーンの木目を採用することで、上下から包まれるような心地よさを演出しています。

照明はダウンライトを等間隔に配置し、廊下全体がやわらかく明るくなるように設計。

空間の幅に合わせて光の強さを抑え、落ち着いた雰囲気に整えています。

 

ポイント

「素材の統一感」

天井と床を木で統一することで、空間全体に一体感が生まれ、家全体のデザイン性を高めています。

 

「圧迫感を抑える照明設計」

廊下が暗くなりがちな間取りでも、天井に適度な光を配置することで視界が広がり、安心感のある移動空間に。

 

「建具の色との調和」

壁や建具はシンプルな色味にすることで、木の風合いがより引き立ち、印象的なアクセントとなっています。

 

まとめ

住まいの中で見過ごされがちな“廊下”にも、素材と光の工夫で豊かな表情を加えることができます。

家族やゲストをやさしく迎え入れる、あたたかみある通り道をデザインに取り入れてみませんか。

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