先週末に棟上げを行いました、東石切町のN様邸。雨で日程を延期した甲斐があり、朝から真っ青の快晴。
作業をする大工さんにとっては、心地よい秋風以上にやや暑いくらいの中での作業となりました。
この建物も、やはり耐震等級3を取得しますので、柱の多さや梁の大きさは、この段階でも感じ取れます。
写真は初日の午前中の写真ですが、このあとも順調に作業は進み、予定どおり2日間かけて、屋根仕舞まで完了です。
そして、昨日、現場にて、N様ご家族と共に上棟式をとりおこないました。柱に掲げた御札の前に整列し、
全員揃って、2礼2拍手1礼。工事の安全を祈願です。
N様ご主人より、ご挨拶いただき、乾杯。N様のご両親も御出席。弊社で10年前に新築を建てていただいた施主様です。「10年ぶりの2回目の上棟式やな」と、お父様。 その短いお言葉に、2世代に渡り、お住まいを任せていただける感謝の気持ちと、またしっかりとした住まいを提供しなければいけないという緊張感を感じたのは私だけではありません。
このご家族が住む。この大工さんが建てる。住まい手と作り手の顔が分かる家づくり。短い時間ではありましたが、この時間がとても大切だと改めて感じたよい式となりました。