秋田 修吾 自己紹介はこちら

とよたEcoful Townへ。

先日の水曜日は、愛知県豊田市にある「とよたエコフルタウン」へ行ってきました。ゼロエネルギー住宅の取り組みを行っている弊社に、断熱サッシや太陽光発電など省エネ・創エネ建材を供給していただいている協力業者である八尾トーヨー住器さん主催の見学バスツアーに参加です。

とよたエコフルタウンは、“次世代の環境技術を集約した全国初の地区として、安心で活力と魅力あふれる低炭素社会を提案します”というコンセプトのもと、燃料電池車向けの水素ステーションや小型EV車のカーシェアリング、地産地消レストランなど豊田市と民間企業が協力して取り組む次世代の暮らしが体験出来る情報発信拠点です。

⇒とよたエコフルタウンHP http://toyota-ecofultown.com/

エコフルタウン

そしてその中に、LIXILが提案する次世代スマートハウスのモデル棟があります。最近テレビCMなどでもスマートハウスという言葉を耳にする機会が多くなってきているかと思いますが、そのスマートな家にも2種類あります。ひとつは、IT技術によりエネルギーを管理し、太陽光発電を行い蓄電池に貯める最新の機器を搭載した、アクティブ(能動的)なスマートハウス。もうひとつが、出来るだけ機械に頼らず、建物の断熱・気密性能を高め、光・風といった自然エネルギーを最大限活かして省エネルギーを目指す、パッシブ(受動的)なスマートハウス。
後者の考えを積極的に取り入れた建物を目指したモデル棟がこちらです。

大きな吹抜けが特徴的な建物です。吹抜けは冷暖房の効率が悪くなるという印象がありますが、しっかりと断熱・気密性能を高めて上げれば、その心配はありません。自然の風と光を積極的に受け入れるというパッシブな仕掛けを、アクティブに取り入れることで、エネルギーの消費が抑えられます。

その考えを実際に体験出来る良い機会となりました。

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