SW工法の特長 ⑤地震や台風に強い

地震や台風に強い

地震大国日本にふさわしい、独自の「SWパネル」高耐震構造。


□独自の「SWパネル」高耐震構造

構造用面材(OSB)に断熱材(発砲ポリウレタン)を組み込み、さらに気密性を高め、耐震性と共に気密・断熱性を発揮する高性能パネルです。

□バランスの良い構造計画が、災害に強い住まいをつくります。

木造軸組工法の場合、外力が柱や筋交いに集中して、建物がねじれやすくなります。
SW工法は木造軸組工法に高性能SWパネルをプラスすることで、外力を建物全体に分散してバランスをとる、災害に強い住まいを実現。SW工法で使用するSWパネルやサッシは、様々な試験で耐震性・耐風性をチェックし、その高い安全性が実証されています。

○壁強度の比較



一般住宅                       SW工法
柱や筋かいに大きな力が集中してかかる     壁面が一体となり、力が分散されるので地震に強い

○壁倍率、5倍パネル

※実際の物件では、実際のブランドにより壁強度を考慮し、壁倍率5倍と2.5倍のSWパネルをバランス良く配置します。
※壁倍率5倍と2.5倍は、パネルの取付方法が異なりますが、パネル構造は同じです。
※上記5倍パネルは、東北以南対応商品です。(北海道仕様は2.5倍)

○床倍率の比較

SW工法では屋根パネル、小屋パネル、床パネルも一般的な木造軸組工法に比べ、高い床倍率が確保できます。
これにより、プランの自由度を活かしながら、住宅性能表示「構造の安定」の最高等級取得が容易になります。
※床倍率には、大臣認定制度の仕組みがないため、性能評価機関の独自評価となります。SW工法では、(財)日本住宅・木材技術センターにて床倍率試験を実施し、性能評価機関である(株)日本住宅保証検査機構(JIO)で評価される仕組みがあります。


□地震や台風などの外力に強いモノコック構造

SW工法住宅は、壁面にSWパネル、床に28mm合板などを使用して強固な箱型を構成する高耐震のモノコック構造。
台風や地震などの外力が接合部などに集中しにくく建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。


□耐震性・耐久性に優れた鉄筋コンクリートベタ基礎

堅牢な鉄筋コンクリートベタ基礎に、構造用金物を取付け高い耐震性を実現。さらに防湿シートを敷き、土台を腐らせる原因となる地面からの湿気を防ぎます。


□SWパネルは、公的な防火試験に合格しています。

SWパネルは「防火構造」と「準耐火構造」の大臣認定を取得しております。
その優れた安全性から、防火制限地域においても必要に応じて建築規制に対応できます。

防火試験風景  試験:(財)建材試験センター